企業やビジネスについて学んでいる時、人を幸せにしたい、社会に貢献したい、という目標を持っている人は決して珍しいことではありません。
しかし、竹花さんはそれについてこう言います。
そんなこと始めは考える必要はない。キャッシュを生み出すことだけを考えればいい。
元zozoタウン社長の前澤さんもホリエモンも今は社会貢献活動を行なっていますが、始めはキャッシュを生み出す活動に重きを置いて取り組んでいたそうです。
じゃあなぜ、今考える必要はないのか?whyの部分を考えていきましょう。
目次
収入の仕組み
社会貢献活動が始めはいらないことを考えるためにまずは給料の種類を見てみます。

1 TIM (Time Is Money) 働いた時間に応じて給料が支払われること。サラリーマンは移動時間も多く、会社に使っている時間の割に給料をもらっていないことが多いです。また、サラリーマンとアルバイトでは、アルバイトの方が下というように思われている人もいますが実は働いた時間に応じて給料をもらうというシステムは理にかなっていて効率的です。 2 RIM (Result Is Money) 成果に応じて報酬が支払われること。副業を続けて少しずつ収益が出てきて、独立してフリーランスになります。どんどん仕組みが安定してくると収入も安定してきて、完全な報酬型になっていきます。 3 KIM (Knowledge Is Money) 知識や仕組みから収入を得ること。経営者や資産家は、人を働かせて収入を得ます。労働時間も少なく、大きなお金が入ってきます。 |
TIMやRIMの時に人を幸せにしたい!社会貢献活動がしたい!と思うことは必要ありません。それは時間もお金もないのにできることは限りなく小さいからです。
やらないよりはやった方が良いかもしれませんが、そんな小さなことにお金と時間を使うのならば、将来大きな活動をするための知識やスキルをつけて、収入を増やす仕組みを作る努力に時間を使うべきだということです。

1秒に何円稼いでいる?
あなたは落ちている1円を拾いますか?
もし拾うのであれば、あなたは一生お金持ちにはなれないと竹花さんは言います。なぜお金持ちになれないのでしょう。それは自身の秒給がわかればわかると言います。
Aさんを例に考えてみましょう。

1円を拾うのには3秒程かかりますが、秒給0.5円のAさんであれば3秒で1.5円稼ぐことにができます。なので、拾う行為は自分の価値よりも価値が低い行為なのです。

このように考えて動く基準があると、自分の価値を下げるような依頼を受けたり、必要ない行動をすることが減ります。1秒ごとに物事を把握することが大事です。
このように考える習慣は会社員にはなかなかないことですが、経営者の世界では当たり前なんだそうです。このように考えて1秒の価値を上げる努力をする。1秒の価値が上がれば、自分の努力が正しかったことがわかりやすいです。目標にも繋がるので、ビジネスを学ぶ者にとって必要な習慣です。
まとめ
キャッシュを生み出す行動を徹底的にすること。自分の価値を上げる努力をすること。ビジネスパーソンとして生き抜いていくマインドセットを学びました。
自分の秒給を調べていくと、色々な発見があって面白いですよね。自分の価値を上げるための行動を徹底していきましょう!
・社会貢献の前に、知識スキルを身につけてとにかくキャッシュを生み出す |
・自分の1秒で生み出せるお金以下の仕事は引き受けない |
・1秒単位で物事考える |