0円集客が今の時代の基本【SEO対策】

本記事は、MUPカレッジのスキル動画SEO編、SEOアドバイザーの海藤雄基さんの海チャンネルの内容をまとめたものです。

SEOとは?

SEOとはSearch Engine Optimizationの頭文字を取った略称でウェブマーケティング手法のことを言います。

ユーザーの集客には、検索エンジン(GoogleやYahoo!)を使った検索結果上に自社のホームページを出すことが重要です。はじめに検索エンジンの仕組みについて理解しましょう。

検索エンジンの仕組み

検索エンジンで検索した結果、ズラーっと上から順にウェブサイトが表示されます。上から順に1位、2位・・・10位と表示されます。これを検索ランキングと言い、アルゴリズム(検索結果を決める仕組み)を用いこの順位が決まります。GoogleもYahoo!も検索アルゴリズムは同じです。

◦日本人が使用する検索エンジン

日本人の約7割はGoogle、約3割はYahoo!を使用しています。その他ごく僅かの人は違う検索エンジンを使っていますが、日本人のほとんどがGoogleかYahoo!を使っています。
GoogleとYahoo!の検索ランキングは同じなので、GoogleのSEO対策をすることは、Yahoo!での対策をすることにもなり、さらにそれが日本でのSEO対策になるのです。

◦クリック率

検索結果でランキングの上位に入ることは、多くのユーザーの訪問があることを意味します。それはサイトのクリック率についての調査結果が示しています。検索ランキングで1位のサイトから1つずつ順位が下がっていくにつれて、クリック率は徐々に下がっていきます。検索ランキングで上位を目指すためにはユーザー数を増やすことが不可欠なのです。

次は、実際にユーザーを獲得するために必要なことを見ていきましょう。

競合コンテンツ調査

自分の記事が他記事より必要とされるためには、その情報に独自性があることが重要です。

同じような内容の記事を書いていても、ユーザーは満足しません。そのサイトでしか手に入らない、もしくはそのサイトでしか理解できないような情報の多様性が必要なのです。

◦独自性

独自性には2種類あります。

1 情報としての独自性
まだ世に出ていない初めて発信される内容。

2 情報の切り口としての独自性
難しい内容の情報をわかりやすく説明している内容。
例)FXの難しい内容を漫画でわかりやすく説明する記事

独自性を出すためには競合コンテンツの分析をすることが必要です。調査をして、現記事にはない、ユーザーに必要とされる情報を書いていきましょう。

★独自性を出すためには体験談を書くと良い!マネされない!

◦調査手順

以下4つの項目を中心に調査していきましょう。
・タイトル
・構成
・文字数
・その記事ならではの情報

ここでのポイントはどんな情報が含まれているかだけではなく、どんな情報が含まれていないかを調査をすることが大切です。真似するためではなく、自分の記事に独自性を出すために競合の記事の調査を行いましょう。

内部対策

web上の検索ランキングを決める要因は大きく3つあります。コンテンツ、サイト内部、サイト外部です。

内部対策から見ていきましょう。内部対策には、ユーザビリティとクローラビリティがあります。その2つをそれぞれ見ていきましょう。

ユーザビリティ

ユーザビリティとは、ユーザーの使いやすさのことを言います。スーパーマーケットで例えてみると、当たり前ですが、鮮魚コーナーには鮮魚が売っています。野菜は大体入口の近くに売っています。商品がどこに置いてあるかは大体わかりますよね。このようにお客さんが商品を探しやすいようにすることをユーザビリティの対策と言います。

クローラビリティ

クローラビリティとは、グーグルの認識のしやすさのことを言います。ネット上にはクローラーというAIロボットがサイトを巡回しています。このクローラーは、そのサイトの記事に何が書かれているかを調べています。サイトを公開しても、クローラーが自分のサイトに来なかったら、どれだけ記事を書いても意味がありません。クローラーを自サイトに巡回させて、認識させることが必要です。

ユーザビリティとクローラビリティ、どちらもしっかりと対策をすることで検索ランキングを上げることに繋がります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

ユーザビリティ

◦サイトスピード
webサイトを見ている時、読み込みが遅くてなかなかページが表示されないとイライラしてしまいますよね。5秒以内にページが開かれないと人は離れていってしまうと言われています。良い記事があってもサイトスピードで離脱されてしまっては勿体ないですよね。

◦カテゴリー構造
サイトのホームページから3クリック以内に目的のページにつながることが理想と言われています。

例えば、サイト上部のメニューから

<スポーツ・エンタメ>→<スポーツ>→<自分の探している記事>

の順に進むと、3クリックで辿り着いたことなります。

◦内部リンク
サイト内のURLで関連記事に誘導をすると、ユーザーがより深く情報を得ることに繋がります。ユーザビリティを上げるためには内部リンクも大切です。

クローラビリティ

◦サイトマップ
サイトマップとは、そのサイト内のリンクを一覧で表示するページのことです。一目でこのサイトにはどんな情報があるのかを見ることができます。デパートでいうフロアマップのようなものです。このフロアマップのリンクをたどってクローラーは巡回するのですごく大切です。

◦モバイルフレンドリー
現在は、スマホの普及によりスマホユーザーが増えました。スマホからサイトを訪れる人も増えています。なので、スマホからでも見やすいページを作ることが必要です。スマホページに対応できているかもクローラーは見ているのでこちらも対策が必要です。

外部SEO

ホームページ上で、リンクを貼ったり、自分の記事がリンクとして貼られたりすることは珍しいことではないですよね。外部SEOとは、この被リンクをいかに獲得するかです。

検索ランキングを決める要素がコンテンツ、内部リンク、外部リンクの3つだとしたら、その中ではウエイトが低いかもしれませんが、しっかりと対策を行うことが必要です。

被リンクの認識

あなたはどんな時に他サイトのリンクを貼りますか?なにかわかりやすい情報が書かれている時や参考にできる記事がある時ではないでしょうか。Googleはリンクが貼られているサイトのことを「オススメされているサイトだ!」と認識します。「このサイトは参考にされていて専門性が高く、信頼性がある!」と認識しています。

被リンク数と質

どれだけそのサイトに被リンク数があるかが、とても大切ですが、その被リンクサイトの質も重要になります。例えば、車に関してのサイトだったら、買取業者や大手の日産から被リンクをされていたら、とても信頼がありますよね。このように被リンクサイトとの情報の類似度もすごく重要です。

他にも被リンクサイトのサイトパワーも大きな信頼につながります。厚生労働省や日経新聞等の超有名なサイトに被リンクされていたら、信頼がものすごく大きくなります。

アルゴリズムの変動

2018年に検索アルゴリズムの大きな変動がありました。YMYLと呼ばれる「Your Money Your Life」の分野では特別なアルゴリズムが採用されています。命やお金にまつわる検索のランキングは、ほとんど被リンクで決まります。通常であれば、外部対策は検索ランキングを決める要素の一部ですが、命やお金についての検索では特別なアルゴリズムが働きます。

まとめ

SEO対策についてアウトプットしてきました。コンテンツを充実させて、内部、外部対策をしっかりとすれば、必ず検索ランキングは上がっていきます。自サイトの分析を怠らず、自サイトの信頼度と重要度をあげていきましょう!

・GoogleでのSEO対策を行う
・独自性を意識して、自分だけの記事を書く
・他記事には、どんな情報が含まれていないかを調査する
・ユーザーの使いやすさを上げるためサイトスピードとカテゴリー構造のチェック
・サイトマップを設置してクローラーを巡回させる
・スマホにも対応できるページにする
・被リンク獲得でサイトの信頼性が増す
・被リンク獲得のためには、質の高い記事を発信するサイトに!

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