起業をする人はたくさんいますが、約9割の会社は潰れてしまっているのが現状です。成功する会社と潰れる会社の違いはなんでしょうか。
その要素の1つに自分を理解して知ってくれている人の数があります。自分を応援支援してくれる人の数です。起業する前には自己ブランディングが必須です。
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情報が溢れる世の中
今現在の世の中には、約130兆のWebページがあると言われています。年々その数は増えていて、この先も増え続けるだろうと予測されています。そんな中で、あなたが発信する情報というのは、ほとんど相手に届きません。こんな状況でどうやって相手の耳に届かせるか。そこに頭を使って手を打っていく必要があります。
スマホで簡単に検索して、商品を比較したりサービスを比較して購買をする時代で、1つ1つの情報へリーチする時間は、確実に減っていきます。今まで1分見られていたページが情報が増えることで30秒しかみられなくなるのです。そのため、だらだらと長い記事を書いて、記事数を増やせばいいなんて発想はナンセンスです。情報をコンパクト化して質を求めることが大事です。
情報発信の種類と情報の信頼度
企業や個人が自社や自分のことを発信する時には、3種類の方法があります。
- Direct contents (自社で直接発信する)
- 3rd party contents (依頼した業者や個人が発信する)
- User Generated Contents (お客さんが勝手に発信してくれる)
有名企業や有名人でなければ、発信したことを相手に信頼度を持って受け取ってもらうことは非常に難しいです。
知らない人が書いた記事でどんなに良い内容でも、疑いの目を持って「この人この情報発信することでお金入ってるんじゃないか」と思ってしまうのが人間です。誰が言う情報かということがすごく大事なのです。
上の3つの発信方法の中で一番効果的なのは、UGCです。お客さんや自分のことを知っている人が何も言ってないのに、知人やSNSでクチコミしてくれることが、一番信頼高く情報が届く宣伝方法です。
家族や友人、知り合いが発信する情報には信頼度が増します。
そうなると、ビジネスを始める時には、自分の発信に信頼度を持って受け取ってくれる知人が必要なのです。その人たちは応援し、色々な形で支援してくれます。
1000人の家族がいるように1000人が自分のことを理解してくれていたら、すごい力です。
これがビジネスを始めるのにファンが必要という理由です。
もともと自分のことを理解してくれている1000人の友人がいる人は、ほとんどいないと思います。そこで、Instagramを活用して他人を知人へと変えていきましょう。
ソーシャルアバターの作成
Instagramを運用していく時に自分のキャラを明確に持つことが大切です。自分の目標のためにどんな人たちに集まって欲しいかを考えると、自分のキャラが決まっていきます。
例えば、僕の場合
目標
- ビジネススキルを身につけて色々な形のマネタイズがしたい
- ビジネスをしている先輩たちからビジネスモデルを学びたい
- 色々な情報に触れていきたい
どんな人に集まって欲しいか
- ビジネスを勉強していて収益を出している人
- これからビジネスを学びたいと思っている人
- 体育会系で将来に危機感を抱いている人
では、どんなキャラが必要になってくるでしょうか。
それは、意識が高く、勉強熱心で真面目なキャラです。
ありのままの自分で発信するようでは、ターゲットが絞れません。このキャラ設定をブラさずに発信していくことで、集まって欲しい人が集まってきます。
Instagramで他人を知人にする
Instagramを使うと自分を知ってもらうための発信ができます。自分をどう表現して、どう受け取ってもらって、ファンになってもらうかを考える必要があります。
そこで大事なフレームワークがあります。3Cです。全く知らない人がサポーターに変わる3つのポイントを押さえて運用していきましょう。
- Complex(自分の弱みや悩みを知っている人)
- Confidence(自分の好きとか夢中を知ってくれている人)
- Controlled(自分にコントロールされている人)
1つ1つ見ていきます。
Complex
自分の弱みや悩みをさらけ出すことで、受けては親近感を抱いたり、あなたに自分を重ねて物事を考えたりします。これがSNSの強いところで、会った事がないのに会った事があるかのように思います。
そこで1つポイントがあります。それは「さらっと、ぐさっと」です。病みアカウントのように病んだ文章をダラダラ書いてはいけません。何気なく弱みを見せるのです。
Confidence
自分の1番得意な事、好きなことを知ってもらいます。コンプレックスをさらけ出していることで、この得意な事がより際立って目立ちます。弱いところ、苦手のこと、いっぱいあるけどここだけは絶対に負けないものを伝えましょう。
ここでもポイントがあります。それは、俺は〇〇のプロだ。と自分を大きく見せて自慢するのではなく、俺は〇〇がめちゃくちゃ好きだ、俺は〇〇オタクだ、というような言い回しを使いましょう。
Controlled
この自分の強みをさらに際立たすために3つのポイントがあります。
- 権威性
- 社会的証明
- 返報性
・権威性(インフルエンサーや著名人の起用)
商品やサービスを無料でもいいので、インフルエンサーや著名人に来てもらって。「こんな有名人や可愛い子が来ているんだよ」っていうのを発信していきましょう。
・社会的証明
著名人に加えて一般人の権威性も与えていきましょう。「お店にこんなに人が来ているんですよ」「こんなに色々な人がお店のことを発信してくれているんですよ」っていうことを発信しましょう。インスタのタグ付けを自分のストーリーに投稿することを続けてみましょう。
・返報性
詐欺師がおばあちゃんに2つ売りつけています。なんで2つ買ったの?と聞くと、親切にしてくれたからと言います。人は親切にされると、何か返さなきゃいけないと思ってしまうのです。そこで、フォロワーを褒めまくりましょう。そうすると、それ以上に褒め返してくれます。
3Cを抑えて自分のファンが獲得できなければ、UGCは起きません。3Cを実践しなければ何も始まらないのです。3Cのポイントを押さえて運用することで、自分のことを理解してくれている知人が増え、口コミが広がって、最強の広告に繋がるのです。
集客、広告の自動化
商品を売るための流れで有名なULSSASというフレームワークがあります。
しかし、このULSSASだけでは足りないものがあります。それはUGCで勝手に宣伝してもらう人の獲得です。ファンを獲得することです。もう、お分かりだと思いますがここでは3Cが必要です。
このULSSASの前に3Cを加えることで、費用0円の集客、広告の自動化ができます。
この仕組みが作れれば最強です。これが、1000人のサポーターが自分をバックアップしてくれて、ビジネスが成功する仕組みです。
逆に、これがファンがいない状態だと起業しても潰れてしまう理由です。
まとめ
自分にファンがいる事が、ビジネスをやるにあたってどれだけ大切で必要不可欠かがお分かりいただけたかと思います。
今の時代、Instagramを運用していく事でファンを作って広告を0円でうつことができるので、誰でもいつからでも企業のための準備ができるのです。
僕も起業するかはわかりませんが、自分の思いや活動を理解してくれる仲間やサポーターを得るために、発信に力を入れていきたいと思います!
・企業をするときには自分のファンが必要不可欠 |
・人が一番信頼を持てる情報源は知人、家族からの口コミ |
・口コミの発信力を使って広告をうつためにInstagramで仕組みを作る |
・SNS上でのキャラはブラさない |
・弱みや得意なことも発信して、理解者を増やす |
・3C +ULSSASのフレームワークで集客、広告の仕組みを作って自動化する |