現在、日本でもユーザーが増え続けているInstagramは、若者だけだはなく30代以上も多く利用しています。そして、ここ最近では50代以上のユーザーも増えているといわれています。
1日の中で、かなりの頻度でユーザーに開かれているInstagramは今や人々の生活ツールとしてなくてはならないものへと進化していっています。
目次
インスタの破壊力
誰もが1度は、Instagramでフォローしている芸能人やスポーツ選手から影響を受けてサービスを利用したり、ものを買ったりした経験がある事でしょう。
インスタでもたくさんの情報を得る今の時代、SNS上にないものは誰からも知られないといっても過言ではありません。それだけ、広告という観点からもとても大きな力を持つツールです。
飲食店も写真で直感的に調べられて、そのまま予約もできます。モデルが着ている服が可愛いなと思えばその投稿のページからその服を買うこともできます。友達の近況も把握できて、お店の情報も得て予約ができて、ショッピングもできる。インスタはもうただのSNSではありません。インスタはライフスタイルアプリなのです。
ライフスタイルアプリに流行り廃りはありません。便利なものに飽きはこないからです。さらに、大きな資本力と技術力を誇るFacebook社が運営するInstagramなので、今後も他の追随を許す事なく進化してライフスタイルアプリとして人々に求められ続けるでしょう。
ホットペッパーなどの広告サイトに広告費をたくさん払わなくても、質が良ければ一気に注目されて拡散できる今の時代、インスタをうまく運用することで競合より何歩もリードする事ができます。
インスタの特徴
インスタは、人が集まるコミュニティであり、広告としても大きな役割を果たします。
・コミュニティ
赤ちゃんの写真や動画を載せているアカウントにはママさんたちが多く集まり、ヨガの先生のカウントにはヨガ好きの人や健康志向の人が集まります。この中心となっているのがそれぞれのアカウントを運用するインスタグラマーです。
・広告
チラシやテレビのように手間とお金をかけて行う単発な広告ではなく、自分をフォローしてくれている人に継続的に広告ができる永続広告です。そして、フォローしてくれている人は発信した情報を自分から求めて取りに来てます。買ってください!と猛プッシュする事わけではなく自発的に探しに来てくれているのでとても効果的な宣伝となります。
運用法
具体的な運用法を見ていきましょう!そこで、まずは構造を理解する事が必要です。
人は人に興味があるので、お店に行くのではなく人に会いにいきます。ここが重要です。
会社のオフィシャルのアカウントよりも、会社だったら代表者、美容室だったら美容師、ヨガ教室であればヨガの先生など、それぞれ個人のアカウントを運用していく事が重要です。そして、個人のアカウントで投稿するときには仕事の写真だけ載せていてはダメだという事です。もう一度言いますが、人は人に興味があります。プライベートな写真を載せる事でよりその人に興味を向ける事ができます。実際にそのような投稿の方がいいねが多い事があります。
・プロフィール
プロフィールだけを見て離脱してしまう人がほとんどです。ここで、アカウントに訪れた人に興味を持たせる事が必要です。プロフィール文は箇条書きにして、キャッチーな表現を使う事が必須です。そしてアイコンは必ず自分の写真を使いましょう。
・コンテンツ
景色や物の写真だけではなく、自分の顔もうつす事が重要です。また、顔をうつすだけではなく、少し引きで撮影をして周りのテーブルや料理などが映ると効果的です。人間味あふれる投稿からライフスタイルが伝わり人を惹きつける事ができます。
また、幸福、知識、努力といったテーマの文章を書く事で教養や幸福感、刺激を与えて、そのアカウントをフォローしているメリットを感じさせましょう。
・ハッシュタグ
ハッシュタグ検索でヒットしやすくするために複数のハッシュタグを使用しましょう。似ている言葉を重ねて使う事でこの投稿がどんな投稿かをインスタのアルゴリズムに認識させやすくしましょう。
リピーター獲得
一般的なものとして、お客さんがお店に来て、お店の写真を撮って、投稿して、それを見た友達が気になって来店して、気に入ってリピーターになるというリピーターの獲得方法があります。しかし、インスタを使えばもっと簡単にリピーターの獲得ができます。インスタはリピーターの獲得に適したツールです。
インスタの機能のタグ付けとハッシュタグをうまく使っていきましょう。
自分のアカウントのタグ付けや自分の名前のハッシュタグがつけられると、通知が来るのでそのアカウントを記録しておきましょう。そのお客さんが来店した時にはDMを送ったり、お客さんの普段の何気ない投稿やストーリーに友達のような感覚でコメントをします。
すると、インスタがこの双方の関係値は高いな!と判断し、相手のホーム画面での投稿やストーリーの表示優先順位が上がります。優先順位が上がる事で、数あるフォローの中から自分の投稿を優先的に見させる事ができ、継続的な認知につながります。毎日のように投稿が目に入っていたら、存在を忘れなくなるので、また来店につながり、リピーターの獲得をする事ができます。
頭の中から1日も忘れさせないのがポイントです。
大事なのはフォロワー数ではない
インスタではフォロワー数をそれほど重要ではありません。エンゲージメント数が一番大切です。つまり、どれだけフォロワーの中の人が自分の投稿やストーリーを見たかという事です。
100万人フォロワーがいて1万人しか投稿を見られない人より、10万人のフォローで3万人投稿を見られる人の方が価値があります。
フォロワーの中の、より多くに人に見てもらう事が大事です。そのためには先ほど言った、普段の小さなアクションが物を言います。お客さんとの関係値を高くして、エンゲージメンと数を増やしましょう。
お客さんにとって自分や会社の存在を日常にして、忘れさせないようにしましょう。
まとめ
お客さんというのは、情報知りたいけどめんどくさがりです。無意識に、インスタから楽に継続的に情報を得ています。インスタで継続的に情報を発信する事で、自分や自社のファンを増やしましょう。
自社のホームページやブログなどをリンク付けする事で2次メディアに誘導できたり商品を販売できます。インスタを使って集客、広告をして自分(自社)の価値を高めましょう。
・多くの人が使うライフスタイルアプリのInstagramを使って、競合に差をつける |
・インスタは人が集まるコミュニティであり、広告ツールにもなる |
・会社や団体のアカウントより個人アカウントが大事 |
・プロフィールで興味を惹きつける |
・投稿には自分の顔が写っている写真を使う |
・ハッシュタグは同類語を重ね、複数使う |
・タグ付けとハッシュタグを使って、お客さんに自分(自社)を日常にさせる |
・フォロワーの数より、フォロワーがどれだけ投稿を見たかが大事 |