MUPカレッジ1学期ではビジネスマンのメンタルから営業・集客・財務・投資などビジネスの基礎を学んできました。そして次のステップは自ら起業して結果を出していくための学びです。
2学期ではマーケティングを学んでいきます。マーケティングとは事業計画から販売・リピート獲得まで全てのプロセスのことを指します。
これらを学ぶことで実際に自分でお店を開いて経営できる知識とスキルを身につけることが目標です。ビジネスのスタートとしてマーケティングを学ぶことはとても重要です。「キャリアアップしたい!給料を上げたい!でも何をやったら良いのかわからない」そのような人はマーケティングを学びましょう。
2学期のweek1ではマーケティングの入門として「なぜ学ぶか」「正しい学び方」について再確認していきたいと思います。
この記事から学べること ・なぜ社会人が学ばなければいきないのか ・時代の変化 ・残りの人生の過ごし方 |
目次
人はすぐ忘れてしまう生き物
これから学ぶ内容も数十分後には半分近く忘れてしまっているのが人間です。こんなデータがあります。
学んだことも20分後には42%忘れてしまっているといいます。時間が経つにつれてどんどん忘れていってしまいます。学んだことは何もしないとどんどん忘れて学びの意味が薄れていってしまいます。
当たり前のことですが、忘れないためには「復習」が大切です。
復習ではとにかくアウトプットしていくことで脳に定着しやすくなります。
- 要約する(ブログを書く)
- 誰かに話す
- 仕事でとにかく使う
このように発信していくことで学びが自分のものへと変わっていきます。この作業は学びを定着させるためにとても重要なことです。
また、発信するときには「結論→理由→事例→結論」という順序で話を組み立てると自分の理解もしやすくなります。このような意識もしていきましょう。
なぜ学ばなければいけないのか
学生から就職することでゴールを迎えたという気持ちになりますが社会人になっても「学び」はずっと必要です。
ではなぜ学び続けることが大切なのかを考えていきます。短期、中・長期に分けて学ぶ理由を見ていきます。
短期
学ぶことで知識やスキルがつくことによって仕事時間が短縮できます。
エクセルのスキルをつけたら顧客の管理を効率化できます、顧客からの問い合わせも定型文を作って自動返信をすれば業務を効率化することができます。
これらをできることによって業務時間を大幅に縮めることができます。学んで知識やスキルがつくと仕事がスピーディーになります。余った時間でさらに学ぶことでさらに業務を効率化できるようになっていきます。
これはすぐに効果が出る学びの例です。
中・長期的
学び続けて知識やスキルが身につくことによって人生の選択肢が増えていきます。
人はできることの中からやりたいことを探します。知識やスキルが少なかったり限定的な人はできるものが減っていってしまいます。「夢を多く語る人は知識やスキルをたくさん持っている」知識やスキルが多くて選択肢を多く持っているからこそやりたいことが多いのです。
時間の使い方は2種類あります。
- 浪費
- 投資
学びは知識やお金が増えていく投資です。逆に時間とお金が消えていくのが浪費です。
どちらが将来の自分を豊かにするのはわかりますよね。学ぶとは自分がより豊かに生きるための方法です。
時代の流れ
色々なものが開発され流通しきってきて、時代の流れも変化してきています。
テレビや冷蔵庫など各家庭にない時には、マニュアルに従ってとにかく生産を増やすという生産時代が続いていました。しかし今では電気屋に行ったら品揃えが豊富でアマゾンなどのネットショッピングでも売っていないものの方が探すのが困難です。
現在のもので溢れている解決時代にはどんなことで人は困っているのだろうという課題を観察して解決することが求められます。
ビジネスの世界で生き残っていくためにはこの視点が重要になってきます。
PDCAではなくOODA
ビジネス界ではよくPDCAの流れでビジネスを考えていきましょうと言われています。
しかし時代の変化に沿って必要なことは変化していっています。今はPDCAではサービスや商品をより良いものにしていくことはできません。
この解決時代には「OODA」のサイクルが必要です。観察→状況判断→決断→行動のこのサイクルです。
現場に問題や改善策があるので現場が観察をして現場での改善が必要です。上司の意思決定を待っている暇はありません。社長や役員であっても現場に出て現場を観察することが必要とされている時代です。
必要人材の変化
以前のようにマニュアルに従っているだけで良いとなると業界の知識や社内の知識が蓄えられていて、その会社に長く勤めている人の方が重宝されます。経験があるから信頼が生まれます。年功序列で年齢を重ねると評価されて給料が上がる仕組みは、時代の流れによってできたものであるとも言えます。
しかし今はマニュアル通りではなく「変化」に対応することが求められます。
業界・社内知識に加えてビジネスの幅広い専門知識が必要になってきます。歳が上の人が能力があって評価されるのではなくて、知識やスキルがあって変化に対応できる人が重宝される時代に入ってきています。
その1つとして多種多様な場面で応用ができるビジネスのフレームワークが頭に入っていることは武器になってきます。専門性ではなく多様性が求められる時代です。
残りの人生
人生の平均的な時間は2万9千日、約70万時間と言われています。この時間をどう過ごしたいかは普段どう過ごしているかに関わってきます。
そして30歳からの人生の日数と長さは1万8千日、約43万時間です。この時間をより豊かに自分の好きなことをやっていきていくためには何が必要でしょうか。
20代の時期を遊びなどの浪費だけに使っていては今と同じ愚痴を垂らしてストレスを抱えて生きる人生のまま時間が過ぎていってしまいます。
人生と投資は似ていて、どちらも先に苦労した方が後で楽になります。僕は20代でどれだけ勉強して知識やスキルをつけて、それを行動に移していけるかで30代以降の生活が変わると思っています。
努力せずにうまくいっているように見える人は、努力している人のおこぼれをもらっているだけです。自分の力で状況を変えられるのに、言い訳を繰り返して他責思考な人生はかっこ悪いです。
まとめ
世の中にはたくさんの「不」があり、そこにビジネスチャンスが転がっていて自分の選択肢が詰まっています。
その「不」を解決するために必要なことを実行できる知識やスキルを持っていることが必要です。自分に能力がないと解決することはできません。
選択肢が多い中でその解決方法を選んだのか、それしか選べないからそれを選んだのかでは意味が全く違ってきます。
この「不」を見つけて自分のできることと一致していくためには1度WCMを整理すると良いでしょう。そこから行動の指針や目標が整理されていきます。
これからマーケティングをしっかりと学んで「不」を解決できる選択肢を増やしていきたいと思います!
・学んだことも20分後には42%忘れてしまっている |
・仕事を効率化し将来の選択肢を増やすために学ぶ必要がある |
・ML従事の生産時代から現場を分析する解決時代に変化している |
・PDACではなくOODAで商品・サービスをより良いものへとしていく |
・人生の平均的な時間は70万時間 |