ネット上での集客バトル!「0円戦争」【week12】

Googleでお金をかけないで集客できるのはSEOとMEOです。今回はそのSEOのアウトプットをしていきます。

※MEOについてはこちら

SEOは、どんなビジネスをやるにしても必ず必要になってきます。オンラインで勝負する今の時代、オンライン上に露出していない事業やサービスは誰からも知られません。お金をかけないで始められるSEOで集客していきましょう。

SEOの対策としては、検索結果上に自社のWEBページを表示させることです。検索順位を上げてユーザーの目に入る機会を増やすことが大切です。

SEO

WEBって何?

WEBという言葉は馴染みがある言葉だと思いますが、人に説明することはできますか?

知っていて理解しているつもりでも、分かっていないWEBを理解するところからSEOの対策は始まります。そもそもの理解をしていくと施策の意味がわかっていきます。

WEBとは、世界中の情報をつなげることです。蜘蛛の巣のようなイメージです。

WEBの誕生

現在もある、スイスの巨大研究期間CERNにいたティム・バーナーズ=リー博士によって開発されたのがWWW(World Wide Web)です。これがWEBと呼ばれているものです。

WEB

このCERNでは、数千人の従業員が実験の論文などを書いていて情報が散漫していました。研究機関では、情報は資料室の中に保存されていて、情報が欲しい時には資料室に行って、大量の資料の中から資料を探して情報を取得していました。

ティム博士は、この大量の情報をまとめる任務を請け負いました。そこでティム博士が行ったのが情報のリンクです。ハイパーテキストを考案しました。

昔は、パソコンでは文字を書いて画面に映すことしかできませんでしたが、今は文字をクリックすると違うページに飛べます。昔はこれが普通ではなかったのですが、2つの情報をリンクしたのがWEBの始まりです。

HTML

WEBはHyper Text Markup Language(ハイパーテキストマークアップランゲージ)という言語を使って仕組みが作られています。これが良く聞く、HTMLです。

WEB上の情報を探す

資料室の中で資料を探す時に、「A列の6」「C列の3」というように、探しやすいようにするための番号がありますよね。この資料室の置き場所を示したものがWEB上ではURLと言います。

カフェに行ってコーヒーが飲みたい時、店員に「コーヒーください!」と行って注文して「かしこまりました」と言ってコーヒーがあなたに提供されますよね。WEB上で情報を探す時もコーヒーを頼むときと同じ流れで、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)という決まりの中でHTMLを注文し、HTMLを提供してもらいます。

HTTP

コーヒーは何百種類とあるので、コーヒーが欲しいっと言った時に何百種類の中のどれを飲みますか?と聞かれても、情報がありすぎて混乱してしまいます。ここで情報を整理して、デザインして表示するサービスがあります。これがWEBブラウザと呼ばれるものです。GoogleやYahooがやっているサービスです。

WEBブラウザ

このWEBブラウザは次の順序で情報をデザインしていきます。

  1. クローリング
  2. インデックス
  3. ランキング
クローラー

クローラーという人工知能がWEBページを巡回して構成や文字情報、リンクの有無などをチェックしていきます。その情報をデータベース化してその情報をもとにGoogleのアルゴリズムが掲載ランキングをつけます。このような仕組みで検索順位は決まっています。

この検索順位を上げることをSEOの対策と言います。

なぜGoogleは無料で使えるのか

もしGoogleがオークション型で、高いお金を払った人のページを上位に表示させるといったことをしていたら、Googleを利用するユーザーはどうなっていくでしょうか。

情報を検索して、表示ランキングが高いページを見ても有益な情報がない、、。となったら「Googleは信用できない」と思って他のWEBブラウザを使うことになるでしょう。Googleのユーザーが減ってしまいます。

Google

こんなことを避けるために、Googleは検索順位をページの質で決めています。ユーザーを第一に考えて検索順位を決めています。

ユーザー目線の検索順位

ユーザーに満足してもらうページにするためには、専門性、権威性、信頼性をページにもたらすことが重要です。

ユーザー目線

この3つの要素を軸にGoogleはサイトを評価しますが、その中でも最も慎重に評価するのは、お金や命に関わる内容のサイトについてです。この内容のサイトで嘘の情報があっては最悪の場合、命を落とす可能性だってあります。ここに関してはより正確で信頼ある情報が求められます。

この3つの要素に対しての対策を行っていけばSEO対策は十分です。1つ1つ見ていきます。

専門性

内部リンクが多いことが1つ重要なポイントです。色々なテーマがあるサイトだと関連性が生まれにくくリンクが生まれませんが、専門的にある分野に特化したWEBサイトだと内部リンクが生まれやすいです。

専門性

権威性

この人が言うことなら信じるという誰もが認めるWEBサイトを目指します。同じカテゴリーに対しての被リンクがされていることが重要です。

権威性

権威性はネット上だけでなくリアルな世界での評価も重要です。SNSも合わせてうまく運用しましょう。

信頼性

このサイトは誰が書いているのか、直接的なキーワード検索がされているか、ブックマークに登録されているかがそのサイトの信頼につながります。

信頼性

メディア戦略の全体図

LPを使った集客

LP(集客に特化した縦長の1枚のページのこと)でサービスの紹介をする場合、1つのページで色々なサービスを紹介するのではなく人々の考えの軸ごとにLPを作ることが重要です。

LP

独自ドメインの取得

amebloやnoteは無料で使えるブログのツールですが、これらはお勧めされていません。それは検索順位に影響があるからです。ameblo等のページが1つ、検索結果内に表示されていたら他のamabloのページは2位であろうと3位であろうと検索結果には表示されません。ameblo等の中で購読数1位にならないと検索結果上に表示されないのです。

そのため独自でドメインを取得して自分のサイトを作ることが必要です。

キーワードの把握

全体の構造とドメインについて分かったら、記事をどう書いていくかになります。

ロングテール

検索数の上位はビッグワードが多いですが、コンバーション数(サイトに訪れたユーザーが、そのサイト上で商品の購入や会員登録、お問い合わせなど、広告主にとって成果とみなされる行動をとった数)は少ないです。売上にはつながりにくいと言えます。

ロングテールキーワードは検索数は少ないですがコンバーション数は多いです。

検索

今すぐにダイエットでジムに入会する人はダイエットというビッグワードよりもスモールワードのなるほどコンバーションの意識が上がっていきます。スモールワードをいかにして取るかが重要になります。

ペルソナ設定

SEOでは、ユーザーに評価されることが重要です。そこで実際に自分がユーザーになりきって自分や自社を評価することも重要になってきます。

その人になりきってどんな検索ワードを入れてどんな情報を求めているかを考えて検索してみましょう。

ペルソナ設定

記事で使用するキーワードの選定

有料の分析ツールを使ったキーワードの選定方法もありますが、今回は簡単にすぐできるキーワードの選定方法を記します。

キーワード選定

検索欄でキーワードを入れると、予測でスモールワードがいくつか出てきます。これはこのキーワードで検索している人がこんなキーワードでも検索していますと教えてくれる機能なので、ここを参考に記事を書いたり、ここからさらにスモールワードを加えて検索に引っかかるように記事を書いていきます。

記事の構成と必要事項

まずは6W2Hで要素を整理していきます。

記事の構成

タイトル

記事のタイトル次第で記事ページへ訪問させられるかが決まると言っても過言ではありません。以下の5つのポイントを押さえて、思わず記事を見てしまうタイトルをつけましょう。

タイトルの決め方

優先順位

何百記事と書いていく必要があるサイトでは、どの内容を先に書いていくががポイントになります。そこでGoogleアドのキーワードプランナーを使って検索のボリュームと競合性を把握します。競合性の低いものから記事を書いていくことで効率の良い記事作成ができます。

記事作成ポイント

記事の構成として、導入、記事、まとめの3段落に分けて読みやすいようにして、個人の見解や内容を入れていきます。

記事作成

不要な部分は削除するのではなく後部に移動させましょう。記事には文字数もある程度必要なので、削除ではなく全体の中では重要度があまり高くない後部に移動させます。

動画やSNSの投稿を埋め込んだり、自社で製作したコンテンツの埋め込みがあるとGoogleからの評価が上がります。

また、口コミやレビューの項目が挿入されていることも評価につながります。

最後に、ユーザーにとって読みやすいように語尾の調整をしましょう。「です・ます」「〜だ・〜である」などを統一することで読みやすい記事になります。ここでもユーザー目線を大切にしていきましょう。

まとめ

・検索順位は人工知能がデータを分析して決まる
・Googleは情報の質で検索順位を判断している
・専門性、権威性、信頼性がサイトの評価を左右する
・独自ドメインを使用したサイトを使う
・スモールキーワードの分析をしてコンバージョン数をあげる
・6W2Hで要素を整理する
・タイトル、記事の構成で読者をひきつけて読みやすい記事にする

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